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傷ついた分だけ人に優しくなれるわけもなく、だいたい苦しいときは憎しみや嫌悪ばかりが自分の中に渦巻いていて、向かう先のない怒りが手当たりしだいに何かを攻撃させてくる。楽しいことで毎日がいっぱいだったらいい。好きで溢れた日々をみんなが送れたらいい。しあわせに怯えなくてもつらいことは勝手に歩いてくるし、どうせあと60年くらいの人生なのだから、好きなこととしあわせでいっぱいになってほしい。

いつまでも子供でいられたらいいのに、経験を積み重ねるたびにわたしは変化していく。いまある気持ちがいつかなくなることがこわい。いろんなことに納得をして寛容になっていきたいけど、妥協に慣れて斜に構えたようにはなりたくないと思う。でも昔のほうがよほどひねくれていたかもしれないな。ちゃんと成長をして向き合えることが増えているのかもしれない。いつだって、わかったつもりで全然わかっていないことばかりだった。

良くも悪くも思い出が少ない。環境が変わるたびに知り合いの連絡先を全部消すようなことばかりしてきた。自分の中に残ったものだけが全てなんだと思っていた。というかなかったことにしたかった。こんなのは本当じゃなくて、本当のしあわせが未来にあるんだと思っていた。いま、着実に昔よりは人生が楽しくなっているよ。少なくともクラスでひとりハブられたりはしないし、認めてくれる友達ができたり居場所ができたりする。それはわたしが成長したからでもあると思うし、環境が変わったからでもあるかもしれない。本当のしあわせはわからないけど、これからもきっといろんなことがあって、そのたびに苦しんだり喜んだりして、でもできるだけ喜びが多いまま、残りの時間がすぎていけば良いと思う、2018年の終わり。