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話したことや過ごした時間、くれた肯定が過去の抜け殻になって、支えにも糧にもならないけど、ささやかな救いとして降り積もっていたりする。わたしも誰かの中に抜け殻を作りたかった。どうにもならないことを笑って話すから、苦しいねって笑いながら返した。どんな言葉も行動も救いにならないけど、今日静かに眠れることを祈ってもきっと無駄だけど、やっぱり、暖かい布団でたくさん眠ってほしい。

 

夜明けを待っていても仕方がないので外に出る。空気が冷たく澄んでいて、どこにでもいけそうなのに、行きたい場所もなくて、夜に溶けてしまいたいね。もう体を捨てたくて、早く意識だけになりたくて、自我も本能も捨てて、塵みたいな意識だけになって漂いたい。わたし、質量を持って生きているから、こんなにも重たくて、不安定で、気持ち悪くて、うざったいんだと思うの。

 

わたしたち間違ってなかったねっていつか笑い合いたいな。子供みたいに誰かを傷つけることを嫌がって、言えなかった言葉を呑み込んで、綺麗事ばかり好きになって、いつまでも空の青さに感動できたらよかった。